生徒の皆さん,夏休みも後半に入ってきました。夏休みの課題は計画的に進んでいるでしょうか。
猛暑が続きます。熱中症対策はもちろん,新型コロナウイルス感染症の予防にも引き続き,取組をお願いします。
さて,8月19日(水)午前8時40分から,本校の四元さんが,取り組んでいる空手(硬式空手)について,妹さんと一緒にMBCラジオの取材を受けました。
四元さんは,これまでも日本代表として世界大会に出場し優勝しています。全国大会は5連覇中。毎日,早朝のランニング,夕方の稽古など,4時間の練習に取り組んでいます。
「きついと思うこともあるけれど,負けたくない,勝ちたいという気持ちが強い」と話してくれました。大事にしている言葉は「懸命に悔いなく」。また,妹さんもお姉さんについていくときっぱり。来年の世界大会は,姉妹で世界一を目指しています。
夢や目標に向かって,強い気持ちを持って,努力している様子がよくわかりました。がんばれ,四元さん!!
取材の途中に訪問。ファイティングポーズを決めてもらいました!!
ポニーメイツのお二方,MBCラジオのスタッフの方々,ありがとうございました。
今週,8月11日(火)~17日(月)まで,鹿児島県教育委員会が定めるリフレッシュ ウィーク期間となります。この間は,学校行事を実施せず,部活動等は休みとなります(週休日を除き,学校に職員はおります)。
さらに,明日からの13日(木)・14日(金)は,学校に職員が不在となる「学校閉庁日」となります(15日・16日は週休日)。
13日・14日に,何かご用件等ありましたら,霧島市教育委員会にご連絡ください(電話64-0707)。
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さて,牧之原中学校もリフレッシュ ウィーク期間中ですが,本日まで先生方が勤務されてます。
灌水当番の1年生3名,先生方で花園の整備をしていただきました。
一方学校の中庭では,先日紹介したように休憩室の撤去作業が進んでいます。
この撤去作業も,明日からお盆休みとなります。
学校閉庁期間の灌水については,改めて紹介したいと思います。
立秋を過ぎたとはいえ,暑い日が続きます。新型コロナウイルス感染症対策に加えて,熱中症対策もよろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルスについては,隣県の方で感染拡大しています。今後も十分注意してください。
さて,中庭にありました休憩室の撤去工事が始まっています。
この10年ほどは使われておらず,傷みもはげしくなったので,今回の撤去となりました。
この休憩室がいつ頃建てられたのか。この機会に学校に保管されているアルバムをめくってみました。現存する最古のアルバムは昭和35年(1960年)。しかし,それには,まだ旧校舎の写真のみでした。
本校舎1期工事が昭和37年3月に竣工します。しかし,確認できたのは,昭和40年(1965年)のアルバムです。
おそらく,昭和37年の本校舎1期工事の際に建てられたと思われます。
昭和59年(1984年)のアルバムをめくったところ,この写真だけが挟まれていました。
今回,休憩室の写真を探していることを知っていたかのように,この写真だけありました。
さらには,昭和61年のアルバムには,中庭の大きな写真がありました。
撤去工事を施工するのは地元の有村建設様。作業に当たっている方々も,本校の卒業生。「30年前,自分たちが中学生の時は,昼休みに先生たちが囲碁を楽しんでいた。」と教えてくださいました。そんなことを聞くと,勤務された先生方,卒業生には,懐かしい思い出がたくさんあるのかも知れません。撤去作業を見ていたら,少し寂しい気持ちになりました。
58年間,ありがとうございました。
例年,8月初旬に行っている「平和集会」ですが,今年度は7月31日,終業式の日に開催しました。
冒頭,生徒会長からこの平和集会の意義について説明がありました。
発表の内容は,まず新型コロナウイルス感染症の流行により,自分たちの周囲で発生している問題について切り込んだものでした。それは失業者の増加,生活苦,人権侵害の事例等,当たり前のことが当たり前にできない状況と,そこを要因とした人間の弱さについて触れたものでした。
また,ワクチン開発やWHOを舞台とする,国際社会の中で対立し合う大国の状況を説明したものもありました。
一方,発展途上国の状況に目を向け,貧困にあえぐ子どもたちの様子や長年続く内戦に,子どもが兵士となり闘っていることにも触れました。
そして,日本のこれまでの歩みを発表しました。日本の歴史を「戦争」の視点で振り返ることで,現在の状況を大切にしたいという考え方に結びつきました。
さらに,まとめでは「平和を維持していくために歴史を知る必要がある」というフレーズが印象深く残っています。
新型コロナウイルス感染症の問題も,平和について考えることも,今の自分たちの生活と比較したり,関係していることを確認したりして,考えていくことが大切です。
その点について,生徒たちが長年続いている「平和集会」を,今の自分たちの目線で捉えた内容で,発表したことが素晴らしいと思います。
今後も国際社会のことや,日本の歴史を学び,平和を愛する人間に育って欲しいと思います。
(本日2回目の更新です。本日1回目はこちら)
https://makichuu46231.synapse-blog.jp/makinohara/2020/08/post-edae.html
8月5日(水)は,鹿児島県中学生イングリッシュ・デイ・キャンプの日です。ALT等をはじめとする外国の方と一緒に過ごし,英語を使ってコミュニケーションを体験することで,英語の力を高めるとともに,外国語や国際理解についての興味・関心を高めることがねらいです。鹿屋市で,ほぼ一日(8時50分~16時30分まで)行われます。
本校から多くの参加希望がありましたが,4名が参加することになりました。
Yさんは過去に,霧島市のグローバル・アクティビティに参加したことがあり,良い経験をしたので,今回も参加を希望したそうです。
Hさんは,外国人とたくさん話をしてみたいとのこと。外国の生活や文化,ALTが住んでいた町にも興味あるそうです。
Kさんは,中学に入学してから英語に興味を持ったそうです。英語が話せるようになりたい。恥ずかしがり屋なので克服したいと抱負を話してくれました。
Fさんは,英語に興味・関心があり,このキャンプが外国の方とふれあう良い機会と考えて希望したとのことです。
このキャンプは,中学1年生で参加する場合,2年生で参加する場合,3年生で参加する場合と,少しねらいが違ってくると思います。それは,英語を学ぶ意欲を高めること,英語力・会話力を高めること,受験勉強との兼ね合いなど,どこに比重を置くかということです。
1年生で参加することは幸運なことですが,今後の英語学習を見据えて希望することも大切です。参加する皆さんは是非頑張ってください。今後参加したいと考えている皆さんは,情報を得て,次の機会に希望してください。
本校の生徒玄関の脇にこんな花が咲いているのをご存知ですか?
ちなみに4月中旬はこんな状態でした。(笑)
2ヶ月で芽吹き,育ち,赤色の可憐な花を咲かせます。「カンナ」という花です。看板にもあるように「カンナ」は,平和と希望を伝える花です。
ネットで検索してみると,広島原爆資料館所蔵の松本栄一氏の写真が出てきました。
「75年間は草木も生えない」と言われた広島で,原爆投下後1ヶ月,見事に可憐な花をつけていたのがカンナだったそうです。
この広島原爆資料館の写真を見て,創作浄瑠璃作家の橘 凛保(たちばな・りほ)さんが,カンナを題材に浄瑠璃作品を制作。カンナを知らない児童のために,2008年春,橘さんが初めて贈った球根を広島市立中島小学校が植えると,口コミで広がり「育てたい」と申し出る学校が相次いだそうです。橘さんの「カンナ・プロジェクト」で調べると,本校のカンナも2010年頃までに植えられたのではないかと思います。
出典:http://www.asahi.com/special/npr/OSK201008020078.html
本校勤務6年目の先生方に聞くと,牧之原中学校の「平和集会」は,赴任したときには既に行われていたそうです。
詳細は,当時勤められていた先生方,生徒の皆さんしか分かりませんが,カンナの栽培と「平和集会」は,関係していると推理しています。
このあたりは,もう少し調べてみます。(その2に続く)
本日は1学期の終業式。新型コロナウイルスに振り回された1学期もようやく終業式を迎えました。予定どおり9時50分から体育館にて行いました。
まずは各学年及び生徒会代表生徒の1学期の反省です。
1年代表はOさん。「副総務として」の反省を述べてくれました。また,忘れ物をなくすことやメリハリのある生活,係の仕事を責任持って行うなど,2学期に向けての抱負も盛り込まれていました。
2年代表はKさん。個人として,学習の取り組みの反省をもとに,「早寝・早起き・朝ごはん」「3時間以上の学習」など夏休みの過ごし方について,抱負を述べてくれました。
3年生代表はFさん。1学期の生活態度を振り返り,反省した上で,受験勉強に取り組む姿勢について,抱負を述べてくれました。「分からないところをなくす」ことが,成績アップの秘訣です。
生徒会代表はAさん。生徒会の取組について反省を述べてくれました。任期も残りわずかです。2年生にしっかりとバトンを引き継ぎたいと抱負を述べてくれました。
校長からは,「三つの心得」として,「生命を大切にする」「規則正しい生活を送る」「思い出に残る,充実した夏休みになるように努力する」ことを話しました。(ホームページ「学校便り」8月号に趣旨を掲載しています。)
明日からの31日間,有意義に生活してください。
(本日2回目の更新です。本日1回目はこちら)https://makichuu46231.synapse-blog.jp/makinohara/2020/07/post-4d1a.html
夏休みを目前に,本校の数学科で取り組んでいる「統計グラフ」作品制作の授業を,28日(火)・29日(水)の二日間で,全学年実施しました。
統計グラフコンクールは,鹿児島県の統計課及び統計協会が主催する取組で,71回の歴史があります。残念ながら,全国コンクールは,新型コロナウイルス感染症の影響で中止が決まっていますが,鹿児島県は独自に実施されます。
統計グラフコンクールの目的は,統計知識の普及と統計の表現技術の研さんに資すること。
特色として,一般的にポスターコンクール等においては,決められたテーマについて,デザイン,彩色,言葉により表現しますが,グラフコンクールにおいては,これらの表現技術に加え,統計グラフを使ってデータを示して表現する必要があります。
教育的な意義として,何を訴え,表現するか自ら課題を選択しなければならないことから,常に社会的事象への関心を持ち,根拠を示して理論的に構成,表現する能力を養うのに優れています。
まず,「統計グラフコンクール」に長年携わってきた校長から,統計グラフ作品の作り方や優秀作品の紹介を行いました。
数学の担当から,テーマ設定と統計資料の見つけ方の指導を行いました。
前方には,前年度の県入賞作品を展示。県統計課からお借りしました。
鹿児島県統計グラフコンクールにおいて,本校は3年連続「学校賞」を受賞しています。生徒全員で取り組むことで,思考力,判断力(テーマと必要なグラフの選択,グラフの配列等),表現力(キャッチコピー,レイアウト,適切なイラスト,美観等)を向上させたいと思います。
家庭でも,できる範囲で声かけ,アドバイスをよろしくお願いします。