3年生国語の授業において「私の読書体験」の学習活動がありますが,本校では,ビブリオバトルを実施しました。
まず,一人5分の持ち時間をどのようにプレゼンテーションするか,しっかりと考え,グループ内で選考会を行いました。そして,各グループから選出された5人が, 7月9日(金)体育館にて,オススメの本をプレゼンしました。
開会式。5人がどのような本を紹介してくれるか,楽しみです。
左前方に司会者とタイマー。ルールを提示して,いよいよ開始!
トップバッターはMさん。『余命3000文字』(村崎 羯諦:むらさき ぎゃてい著)
題名にインパクトのある本です。書名から思わず本の世界に引き込まれてしまいました。
二人目はSさん。『ディズニーランドであった心温まる物語』(東京ディズニーランド卒業生有志著)
「夢の世界」に浸れるテーマパークで,たくさんの温かい物語が満載の一冊。幸せ気分になれます。
三人目はNさん。『大嫌いな女子と結婚することになった』(天野 聖樹著)
設定が面白い。また,中学生らしい本の選択!おじさんでも読みたくなりました(笑)。
四人目はIさん。『ある晴れた夏の朝』(小手鞠 るい著)
アメリカの8人の高校生が,広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非をディベートするというもの。ぜひ読んでみたいですね。
最後はTさん。『ぼくらのセイキマツ』(伊藤 たかみ著)
ノストラダムスは世界滅亡を予言した。その予言を前にした少年達の夏物語。Tさんの親しみのある語り口に,読んでみたいと思いました。
5分という時間で,何を語り,どのように本の魅力を訴えるのか。どの生徒も話す内容や,自分の感想,一番の読みどころの紹介,ストーリーの方向性など,工夫してプレゼンしてくれました。
チャンプ本はTさんの『ぼくらのセイキマツ』でしたが,五冊とも魅力いっぱいのように感じました。