本校では毎年,8月の1回目の出校日に「平和集会」を開催しています。
これは,終戦の日を迎える8月に「戦争と平和」「いのち」「私たちの生活」等について,調べたことを基に,改めて考えてみようというねらいがあります。
まず,全校朝会で,学校長から「太平洋戦争」に関する基本的な説明がありました。
B4サイズの資料は,①太平洋戦争の戦況,②沖縄戦のようす,③特別攻撃隊のようす,④原子爆弾の投下,の四つの事柄についてまとめられています。
前置きはここまで。いよいよ平和集会です。まずは生徒会長のあいさつ。
生徒会長が,平和集会のねらい,大まかな発表内容を説明し,今,自分たちができることについて考えて欲しいと述べました。
発表は,1「平和について」,2「戦争と紛争」,3「戦時中の牧之原」,4「私たちにできること」の4部構成です。
塚脇の県畜産試験場にあったとされる牧ノ原の特攻隊基地(飛行場)跡。畜産試験場の沿革史にも記載がありました。
本日の平和集会には,6年前に牧ノ原基地を記事にした南日本新聞からも,記者さんが取材に来てくださいました。
戦跡を見学したり,当時を知る方に話を聞くことは大変意義があると思います。これからもこの平和集会を機に,生徒自らが「戦争と平和」について,積極的に考えて欲しいと思います。
夏休み,猛暑が続いています。水分補給をこまめに行い,涼しい場所で過ごし,熱中症予防に努めてください。
さて,県大会の結果を報告します。
まずは,25日(日)開催の陸上競技大会。
岩﨑君と西さんが,共に砲丸投げに出場。残念ながら自己ベストは出せませんでした。岩﨑君23位,西さん14位という結果でした。
次に26日(月)-27日(火)開催の弓道競技大会。
26日女子団体は,入賞は叶いませんでした。
27日男子個人の濵田君は7射的中(12射中)で,入賞までもう少しでした。
最後に,28日(水)開催の剣道競技大会。
女子個人戦の留森さんは,ベスト8入賞です。
男子団体戦は,1回戦対谷山北中1-4勝利,2回戦対頴娃中1-1本数勝利,3回戦対福平中2-0敗戦,ベスト8でした。
女子個人も男子団体もあと1勝で九州大会出場ということでしたが,残念です。
小規模校ながら,3年生はよくここまで戦い抜きました。素晴らしいです。この頑張りを,次につなげることを期待します。
昨日の終業式後,県総体の推戴式を行いました。
左から,陸上競技2名,弓道部(男子個人・女子団体),剣道部(女子個人・男子団体)が出場します。
日程は,陸上が7月25日(日),弓道が26(月)-27日(火),剣道が27日(火)-28日(水)となっています。
陸上は,2名とも「自己記録の更新」が目標です。
弓道は,「日頃の練習の成果を出し切る」上位入賞が目標です。
剣道は,これまで第3位の成績を収めてきたのを踏まえ,県の「頂上」を目指します。
本校は小規模校ですが,3年生はスポーツの面において,高い力を持っています。精一杯全力を出し切って欲しいと思います。結果はそれについてきます。
なお,来週,結果をお伝えします。
本日,本校の養護教諭より,全生徒に,標記の「私の成長・健康記録」が配付されました。「通知表」と一緒で,保護者に見てもらい,確認印を押して,夏休み明けに提出することになります。
学校での検診結果が記載されており,3年間使用できるようになっています。
終業式後の「夏休みの保健指導」でも話がありました。
6月の学校便り,本日配布の「学校保健委員会だより」にも書かれていますが,本校の健康課題として,むし歯保有者が多い,視力低下の生徒が多い,の二点が挙げられます。
「むし歯」については,是非,夏休みを利用して治療に行って欲しいと思います。治療率100%を目指しています。
「視力低下」については,情報端末機器の使用時間を再考して欲しいと思います。本校のメディア視聴時間は,全国と比べて長いです。
この夏休みに,規則正しい生活を行い,疾病等の治療,感染症・熱中症対策など,健康に留意するようお願いします。
本日は1学期の終業式。保護者の皆様・地域の皆様のご支援をいただいて,無事1学期を終了しました。
今回も各学年生徒代表及び生徒会代表による1学期の反省の発表がありました。
1年代表はKさん。Kさんは原稿なしでの発表に挑戦。総務として,学級全体の良い点と改善点を挙げて,2学期に努力したいと抱負を述べました。
2年代表はYさん。Yさんは4月当初に自分に課した目標に沿って発表しました。Yさんは強い志を持っています。これを見習いたいものです。
3年代表はNさん。受験生として勉強を頑張っていますが,他校の生徒からも刺激をもらっているようです。また,部活動も野球同好会1年目の唯一の3年生として頑張ったと振り返りました。
生徒会代表はMさん。生徒総会での話し合いや生徒集会での発表,アイデアをみんなで出し合い,よりよい生徒会を目指してきたと述べました。バトンタッチまで生徒会を盛り上げてください。
第一に,「生命を大切にして欲しい」ということ。夏は水難事故・交通事故,熱中症が多発する時期でもあります。感染症対策を行い,健康と安全に気をつけて欲しいと思います。
第二に,「規則正しい生活をおくって欲しい」ということ。適度な勉強,適度な運動,節度のある情報機器とのつきあい方を心がけて欲しいと思います。
第三に,「充実した夏休みにして欲しい」ということ。夏休みの間,自分で何か目標を決めて生活したり,思い出に残るように精一杯チャレンジしてみたりして欲しいということです。
42日間の夏休みを有意義に過ごしてください。
本校2年の河野煌介さんが,今回,アルインコカップ争奪第9回ヤングリーグジュニア選手権大会に出場することになりました。大会は7月17日(土)~19日(月)※19日は予備日,岡山県津山市で開催されます。
(開催要項) http://young-league.com/2021sensyuken_jr.html
河野さんは,小学3年生で野球を始め,中学校入学とともに硬式野球へ。現在,志布志ホークスの一員として,週5日練習に励んでいます。
守備は,投手と左翼手(レフト),チームは1回戦突破を目標としています。しかし,1回戦は西関西代表の兵庫伊丹ヤング,関西屈指の強豪で,優勝候補との呼び声高いとのことです。
「チームはあいさつや礼儀に厳しいです。」と河野さん。野球を通じて,人間としても成長を期待されます。活躍を祈念します。頑張れー!!
7月14日(水)は「県民の日」。明治150周年を記念し,平成30年12月に7月14日を「県民の日」として制定しました。これは,鹿児島県が誕生した明治4年(1871年)の廃藩置県布告日が7月14日であったことに由来します。「県民の日」は,郷土の歴史や文化を見つめ直し,郷土に対する理解と関心を深め,ふるさとを愛する心を育むことにより,自信と誇りを持って,より豊かな鹿児島県を築き上げることを期する日です。
そこで,本日の全校朝会では,宝暦治水についての講話を通して,偉大な先人,平田靱負(ひらた ゆきえ)の生き方について考えてもらいました。
以下,資料です。A3版両面刷りです。
出典:『江戸時代 人づくり風土記 46』 農山漁村文化協会 1999年出版
Google より。現在も堤防が残り,展望台や公園が整備されています。
長い話,あまり関心の無い話だったかも知れませんが,生徒たちはよく聞いていました。
興味を持って,今後自分で調べたり,感想をまとめたりしてくれたら,嬉しいです。
莫大な経費がかかったこと,80余名の命を守れなかったこと。平田靱負は幕府の命令に従い,与えられた難工事を薩摩藩のためにやり遂げ,薩摩への帰路につくときに責任を取って自害します。
しかし,その工事のおかげで,その何百年と,多くの人々の田畑や家屋等の財産が守られてきました。岐阜県の人々が,平田靱負,薩摩義士に尊敬の念を抱くのも理解できます。
こうした歴史と,偉大な先人がいたことを知り,鹿児島県民として誇りを持って欲しいものです。
最近の子どもたちの課題として,ネット依存やSNS等における情報発信のモラル等が挙げられますが,本校でもこれらの課題に対応すべく,夏休みを前に,保護者の参加も呼びかけて,情報モラル教室を開催いたしました。
講師は,ネットポリス鹿児島の平 様です。
「ネット利用について正しく学習しましょう!」生徒たちも真剣に聴講していました。
最初は中学生のインターネット利用状況やAIを利用した情報提供についての話です。最近は,趣味や嗜好性を把握し,似たような情報が画面に提示されますね。
SNSの利活用では,色んなSNSとその特徴を説明しながら,「使い方を間違うと個人情報がもれることになる」と注意喚起していただきました。
他人のSNSと比べて,評価が低いと評価を上げるために,過激な画像や書き込みを投稿をしたり,ルールやモラルを問われる内容を投稿したりするという指摘もありました。
印象的な言葉が三つありました。それは①「インターネット上にあげられた写真は自分のものではない」,②「匿名であっても情報端末機器には固有の番号がある」,③「日頃やらないことは,ネット上でもしない」です。
「今日から考えよう」講師の先生は,生徒たちに呼びかけられました。
「困ったことがあったら,ネットポリス鹿児島まで連絡をください。」何かあったら,ネットポリスでもいいし,学校でもいいし,連絡してください。
「ネットの利用方法はよく考えて!」実践しましょう。
3年生国語の授業において「私の読書体験」の学習活動がありますが,本校では,ビブリオバトルを実施しました。
まず,一人5分の持ち時間をどのようにプレゼンテーションするか,しっかりと考え,グループ内で選考会を行いました。そして,各グループから選出された5人が, 7月9日(金)体育館にて,オススメの本をプレゼンしました。
トップバッターはMさん。『余命3000文字』(村崎 羯諦:むらさき ぎゃてい著)
題名にインパクトのある本です。書名から思わず本の世界に引き込まれてしまいました。
二人目はSさん。『ディズニーランドであった心温まる物語』(東京ディズニーランド卒業生有志著)
「夢の世界」に浸れるテーマパークで,たくさんの温かい物語が満載の一冊。幸せ気分になれます。
三人目はNさん。『大嫌いな女子と結婚することになった』(天野 聖樹著)
設定が面白い。また,中学生らしい本の選択!おじさんでも読みたくなりました(笑)。
アメリカの8人の高校生が,広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非をディベートするというもの。ぜひ読んでみたいですね。
ノストラダムスは世界滅亡を予言した。その予言を前にした少年達の夏物語。Tさんの親しみのある語り口に,読んでみたいと思いました。
5分という時間で,何を語り,どのように本の魅力を訴えるのか。どの生徒も話す内容や,自分の感想,一番の読みどころの紹介,ストーリーの方向性など,工夫してプレゼンしてくれました。
チャンプ本はTさんの『ぼくらのセイキマツ』でしたが,五冊とも魅力いっぱいのように感じました。