校舎北側の樹木が茂り,昨年度から気になっていました。この位置の樹木です。
赤線で囲んだ部分の樹木。学校の土地の高さが3m程高くなっており,足場が悪く作業しにくい場所です。
自転車置き場前まで,約70mくらい距離があるでしょうか。北側に位置する住宅には陽が当たりませんし,何より見た目もよくありません。
玄関側から作業開始。4台の小型チェーンソーで高さを決めて伐採していきます。
茂りすぎて,幹にチェーンソーが届きません。奥行きが結構あります。
2枚目の写真と比較してみてください。木木の間から隣家の庭が見えます。
御協力いただきました歴代P会長,同窓会役員の皆様。本当に有り難うございました。お疲れ様でした。
先日,実施した保護者アンケートでは,施設面・環境整備面に厳しい指摘がありました。
環境整備については,学校応援団の御協力をいただきながら,今後も計画的に進めて参ります。
施設面については,老朽化が進む校舎に対しての御意見が多かったです。あらゆる方面からアプローチしていく必要があります。
学校の職員室前に,キダチダリアが高くそびえ立つように育っていますが,最近,大きな花を咲かせています。
ややサイズが大きいです。可憐な紫ピンクの花。花言葉は「乙女の真心」です。
「ダリア界の王様」という意味から,「皇帝ダリア」の名称で広く知られています。昨年は,秋口に短く切ってしまい,花をつけることはありませんでしたが,今年は可憐に咲き揃っています。
今週には目前の学級園も苗の植え付けを行います。植物を大事にする心も育ってほしいものです。
「生命(いのち)について考える週間」に当たって,保健室の設営も生徒たちに考えてもらいたいことを掲示しています。
「生命」に関して,相田みつお(みつを)さんの作品や新聞記事の掲示も行っています。
自他のもつ特性を,肯定的に捉える「リフレーミング」の例もあります。プラス思考で考えたいですね。
秋らしく紅葉の葉っぱの形のカードに「自分たちが健康に過ごすためにできること」を書きました。
「生命(いのち)について考える週間」は,15日(月)で一旦終了しますが,学校では,今後も道徳教育や安全教育の面からも,多面的・多角的に「生きる」ということについて,積極的に生徒たちに考えさせていきます。
11月13日(土)は,6月に引き続き,「SOSの出し方学習」を中央大学客員研究員の髙橋聡美先生に実施してもらいました。
まずは1時間目に,3年生を対象に実施し「人間関係づくり」について考えてもらいました。
「トゲトゲ言葉」をどのようにコントロールするか。アニメのキャラクターを例にわかりやすく解説されました。
生徒たちの発想に笑いをこらえきれず・・・(笑)でも,生徒たちを受容する態度は一貫されていました。
今回の手法は「アサーション・トレーニング」(ストレスをためない会話の訓練)と呼ばれるものですが,髙橋先生と生徒の距離感が絶妙で,生徒たちも楽しく学んでいました。高校進学を控えて,「人間関係づくり」は今後に役立つと思います。
3校時には,1・2年生が同じく内容で,ワークショップを実施しました。
「怒りが爆発しないようにするために・・・」アンガーマネジメントです。
ここでも髙橋先生は生徒たちに積極的に話しかけておられました。
保護者・地域の方,市内学校の先生方も来校されて聴講されました。
「宿題を見せて欲しい」「テスト前に遊びに誘われた」などの場面で,自分のいいたいことを相手が傷つかないよう伝える方法を,全員が考えました。
SNSなどが普及する中で,どのように周囲の人と接するか,重要な問題です。互いが傷つかないよう今回学んだことを生かしながら,人間関係を作っていきましょう。
髙橋先生,有り難うございました。
11月9日(火)の全校朝会では,第43回(令和3年度)少年の主張鹿児島県大会で最優秀賞となった霧島市内中学校の女子生徒の発表の様子を動画視聴しました。
「少年の主張鹿児島県大会」は,鹿児島県青少年育成県民会議が,主催する全国規模の大会です。人格を形成するうえで重要な時期にある中学生が,日常生活のなかで考えていることを広く県民に訴えることにより、社会の一員としての自覚を促すとともに,中学生の健全育成に対する県民の理解を深めるために開催しています。
10月30日の「霧島市教育フェスタ」の中で発表がありました。2年女子生徒の「今を生きる」と題された作品は自分の病気を乗り越えようとする力強さが感じられるものです。
Youtube「霧島市教育フェスタ」の発表の様子を視聴しました。
同じ霧島市内の中学2年生の堂々たる発表の様子を視聴して,生徒たちに,どのような困難に遭遇しても強く生きて欲しいということ,自分の生き方を振り返り深く考え直してみたり,堂々と表現したりして欲しいということを伝えました。
今年度は,11月の第2週を「生命(いのち)について考える週間」と設定し,生徒たちに「『生きる』ということ」「どのように『生きるか』(生き方)」について,積極的に考えさせていこうと取り組んでいます。
本日は,11月8日(月)の「がんに関する学習」(がん教育)について,紹介します。
本校初のリモート授業を行いました。講師は「がんサポートかごしま」の三好先生です。
前半は「がん」に関しての学習です。まずはどのような病気かを学びます。
後半は「生き方」について考えます。かみづるさんの生き方に学びます。
かみづるさんは悲しく感じていました。「いのちがもったいない」
「今生きていることはすごいこと」「普通に暮らせることが幸せ」
授業終了後は,別室にて意見交換会。リモートが数回切断したのが残念でした。(本校はADSLなのです。)
意見公開会では,本時の授業の素晴らしさはもちろんですが,事前の取組やこの後の取組について意見が出されました。
来年度はこの点をさらに改善し,生徒たちに健康に留意する態度と,かけがえのない生命を尊重する心を育てていきます。
いよいよ3年生は進路選択の時期となりました。11月11日から三者面談です。ここで,志望校を確認していきます。
ところで,令和元年度245名,2年度215名,この数字は何だと思いますか。
これは,鹿児島県の高校中退者数です。三学年で割合を出しているので少ないですが,毎年200名を超える生徒が途中で辞めています。理由は,約50%が進路変更,約30%が学校生活不適応です。
決して,こうならないようにしっかり志望校の見極め,努力して欲しいと思います。
3年生は志望校合格目指して,最後までしっかり頑張りましょう。
1・2年生も先輩達の様子を見ながら,考えておきましょう。
本校では,来週11月8日(月)~15日(月)を「生命(いのち)について考える週間」と設定しています。
本日,実施した「防災訓練」も生命を守るために大切な学習活動です。生徒たちも真剣な表情で取り組んでいました。
今回は,地震発生後,火災も発生したという設定で行いました。
教職員(上写真)と学年代表生徒(下写真)が実際に消火器を使用訓練を行いました。
毛布と棒(今回は刺股)を使った簡易担架の作り方も学習しました。
実際に生徒もやってみました(上写真)。棒なし(毛布のみ)の担架も試してみました。
最後に,分遣所長から避難の状況と防災訓練について,講評をいただきました。
地震や火災などの災害,事件・事故はいつ起きるか分かりません。しかし,災害に備えたり,緊急時にどのように対応すれば良いのか,留意すべきこと等は学ぶことはできます。
これからもこうした訓練に真剣な態度で臨み,いざという時に活用できるようにしたいものです。
10月29日(金),第61回文化祭を実施しました。テーマは「結(ゆい)~心と心をつなげ合い,笑顔咲かせるステージを~」です。
それでは舞台発表について紹介いたします。
プログラム1番は3年生のビブリオバトル最優秀賞者による発表です。5分,紹介本の素晴らしさをたっぷりと語りました。
プログラム2番,英語暗唱スピーチの2年Sさんと,3年のTさん。特にTさんは素晴らしいお手本でした。
プログラム3番は1年生。地元の福地地区の「狐が丘」に関する劇を発表しました。
地元の名所にまつわる劇を,鹿児島弁で繰り広げました。赤ん坊誕生のシーン。
きつねにだまされた医師。でも温かい気持ちが窺えたシーンでした。
プログラム4番は2年生。修学旅行の事前学習として「戦争と平和」について発表しました。
沖縄戦,戦時中の人々の暮らし,薩英戦争,鹿児島空襲,平和に貢献した人々,太平洋戦争,特攻隊について,発表しました。
日本の歴史を大きく変えた「太平洋戦争」。現在の平和は,この戦いの敗戦から努力して得られたものですね。
修学旅行は「県内実施」となりましたが,原子爆弾のことも調べていました。
2年生の合唱は「夢の世界を」。もっと声量が欲しかったです。今後に期待します。
プログラム5番は3年生。舞台発表「その刃で,入試を断ち斬れ」。どこかで見たアニメ映画のキャラクター達が登場(笑)。
3年生の合唱は「Laughter」。難しい曲ですが,男声がよく響いていました。卒業合唱にも期待です。
生徒たちは学習したことや「自分たちが感じていること」を思い切り発表してくれたと思います。「地域とのつながり」「過去と現在と未来へのつながり」「仲間とのつながり」「先輩と後輩のつながり」。色んなつながりを感じながら,文化祭を見ることができました。これからも牧之原中の文化の力を高めていきましょう。