「校長先生ですか? あの問題は・・・?」
学年末テストが終わって先週のことです。突然,そのように話しかけられ,「ん? 何のこと?」と戸惑ってしまいました。
生徒玄関横,階段のところに,数学の問題が掲示してあり,解けた生徒が解答を入れる袋まで準備してあります。まさに,ミスターXからの挑戦状です。
「数学の先生方だよね。」って返答すると,「いや,M先生でもないし,N先生でもないって。」との応答。数学の問題は,かなり高レベルの問題で,簡単に解けそうもありません。
今週になって,ようやくミスターXは,N先生と判明。私にも問題をくださいました。
「文系脳」の私は容易に解くことはできませんが,N先生は,生徒たちの柔軟な考え方や解き方をとても褒めておられます。何より難しい問題を前に,一生懸命考えようとする姿勢が素晴らしいです。
見事正解の解答用紙がありましたが「名前なし」でした。控えめな態度に,N先生は「3年生じゃないかな」と一目置かれていました。
この取組は,生徒の知的好奇心を刺激し,高レベルな問題に挑戦しようとする態度を育てます。挑戦しようとするのは一握りの生徒かも知れませんが,学力の高い生徒を一層伸ばす取組もなくてはなりません。
先生方の授業を見ていると,基本的には「基礎的な問題は全員できて欲しい」という姿勢で教えておられますが,授業には「できるなら,もっと高いレベルを目指して欲しい」という内容や問題も含まれています。
近年の学校教育のキーワードは「個別最適化」ですが,これは「生徒一人ひとりの理解力や個性に応じて最適化させた学習の提供を目的とした,次世代の教育スタイル」です。
この取組の一つが,タブレットを活用したドリル問題への取組です。今後,本校でもタブレットの持ち帰りを実施し,生徒一人ひとりの力に応じた学習を進めていきます。
まずは,学習に興味・関心を持ち,積極的に学習に取り組む姿勢が大切です。そうした点から,生徒諸君,「ミスターXからの挑戦状」取り組んでみてはどうでしょうか。
本日は快晴なり。肌寒い朝でしたが,雲一つない青い空が広がりました。
そして,県下一周駅伝競走大会の第4日目を迎えました。
本日,本校は,第1区・2区と「最大の難所」亀割峠を上りきったところで,全校応援を実施しました。
大きな声は出せませんでしたが,旗振りと拍手でランナーたちを激励しました。
本駅伝大会最大の難所「亀割峠」と本校の学校教育目標について,自分の思いを書かせていただき,今朝の南日本新聞の投書欄に掲載していただきました。
南日本新聞には,時機を捉え,本日掲載していただき,感謝申し上げます。
わずか10分に満たない応援でしたが,懸命に走るランナーたちの姿を見て,生徒たちも何かを感じ取ってくれたらなという思いです。
今後も,本校の教育活動への御理解,御協力を,宜しくお願い申し上げます。
本校2年の吉﨑俊也さんが,2月18日~19日,熊本県フットボールセンター「コスモス」で開催される「KYFA 第43回 九州U-14選抜サッカー大会」に県選抜選手として派遣されることになりました。
大会要項・試合情報はこちら。
https://www.juniorsoccer-news.com/post-1325972
吉﨑さんは,モンスター霧島SC所属し,サッカーに取り組んでいます。ポジションは右サイドハーフ。得意なプレーは,右から前へのドリブル,左に切り込んでの左足シュート。「カットイン」と言われるプレーで,日本代表の堂安律選手が,スペイン戦で見せたプレーです。
県選抜選手は,20名弱の優秀な選手ばかり。その多くがクラブチームや強豪校と言われる中学校所属の選手ばかりですが,これを機に,積極的にチーム内でコミュニケーションを図り,周囲から認められ,頼りにされる選手に成長して欲しいと思います。頑張れー!!
鹿児島に春を告げる県下一周駅伝は,今年,第70回目を迎えます。
新型コロナウイルス感染症の影響で,この二年間は応援を自粛してきましたが,今年は沿道で応援できそうです。
昨日の南日本新聞に注目ポイントが掲載されていました。
第4日目(2月21日)の注目ポイントは,やはり「亀割峠」でした。
第一区の選手たちが,この駅伝大会最大の難所と言われる「亀割峠」を登ります。国分南中学校を9時に出発。約30分かけて登り,中継所の鹿児島ラーメンみよしや で第二区の走者に襷を渡します。本校生徒たちは,襷を受けた第二区の選手たちを迎えることになります。
「大会最大の難所・亀割峠が1区に待ち構える。一部が2区に移って距離が短くなったとはいえ,心が折れそうな急傾斜に変わりはない。箱根駅伝5区のように,数々の「坂男」たちが挑んできた。」
「心が折れそうな急傾斜」「数々の『坂男』たちが挑んできた」
「亀割峠」は,駅伝ランナーにとって,挑戦に値する難所なんだと,改めて思うことでした。
実は,記事を書かれた家長さんは元同僚です。大根占(現錦江町)出身の方で,十数年前,若い選手たちを熱心に指導されていました。知った方が,牧之原につながる「亀割峠」のことを,駅伝ランナーの視点から,このように書かれたことが,何か感慨深いです。
21日は「郷土」のために,プライドをかけて懸命に走るランナーたちをしっかり応援したいと思います。
1月24日(火)から,学校給食週間でした。
本校では,全校朝会で学校長が「給食についての講話」を行いました。また,保健室前では,給食担当のO先生が「給食についての設営」を行いました。
そして,この時期,給食センターより毎年届けられるのが,「桜島大根」です。
昨年は,この桜島大根の「重量当てクイズ」で,保健室の体重計に乗せて重さを量ったという不正(!?)があり,桜島大根の「周囲の長さ当てクイズ」に変更になっています。
問題用紙をよ~く見ると,「桜島大根の周囲の長さは何mでしょうか?」となっています。
この「何m」という設問がポイントです。応募した生徒の多くが,cm(センチメートル)のつもりで回答しています(この点は,学力に関わる問題なので,今後,各教科で指導を行います)。
正解は「0.48」mでした。一番近かったのは,Mさん「0.5」mの回答でした。
答えが近かった生徒2名と教職員2名の4名で,桜島大根を4分の1ずつ分けました。
持ち帰った教職員に聞いたところ「ブリ大根にしてもらい,美味しくいただきました!」との返答でした。
鹿児島は食材豊かな地域です。その地元で獲れた安全な食材を,生徒たちには,感謝の気持ちをもって,美味しくいただいて欲しいものです。
先日,手元に霧島市教育委員会が発行する標記の句集が届きました。
この句集名の元となっているのは,俳人である山口誓子の詠んだ句です。
霧島市にルーツを持つ山口誓子は,従来の俳句では用いられてこなかった近代的な素材を写実的に表現する手法で新興俳句運動の中心となって活躍しました。
「立志虹の環(わ)俳句百選」の名称は,山口誓子の「虹の環を以て地上のものかこむ」の俳句にちなみ,立志の時期を迎える中学生に,未来に希望を持ち,夢を語る人になってほしいとの願いを込めて名付けられています。
この句は,誓子のご尊父の故郷である本市の高台にある城山公園から桜島を臨んで読んだ句とされており,句碑が建てられています。
句集の裏表紙にある写真
この句集に本校3年生5名が掲載されています。
さようなら 雪降る別れ またあおう 大宮しずくさん
なつかしい 思い出光る 流星群 風間桜乃さん
桜咲き 出会いと別れ くり返す 久米村陽葉里さん
春のくれ 輝く光に 走りだす 重田梨沙さん
初もうで みんなでおまいり 願いこめ 立和田朋菜さん
生徒なりに,これまでの思いや進学に対する希望と不安を心こめて詠ったものだと思います。明日から2月。3年生は約40日の中学校生活となりました。
しっかりと中学校生活を締めくくって欲しいと思います。
おはようございます。
本日は,10年に一度と言われる寒波により,国道10号もチェーン規制が入り,一面は昨日からの雪により銀世界となっております。
天候の関係なのか,学校からのメールも配信できない状況です。
本日は,生徒の登校状況,教職員の出勤状況を踏まえ,3校時から授業開始といたします。その後,変更がありましたら,ブログにアップします。
なお,3年生は,本日,私立高校の受験日となっている生徒もいます。一部,試験開始を遅らせる学校が出てきています。該当生徒には個別に対応いたします。
十分気をつけて,試験会場に向かってください。
本校は早めに入学説明会を実施しています。今年度は1月13日に実施しました。
参加したのは,塚脇小学校からの進学予定4名,牧之原小学校からの進学予定15名です。
まず学校長より,学校便り「入学説明会号」を使って,学校紹介並びに入学までに準備しておいて欲しいことの話がありました。
その後,6年生の皆さんは,校内の施設見学や模擬授業体験を行いました。模擬授業は美術でデッサンを行いました。
お互いの顔を描きました。恥ずかしがらず堂々と描くことが大切です。
最後は,学校生活についてです。生徒指導主任が話をしました。
学校生活,家庭での過ごし方,服装や行動などなど,中学生は大人への一歩として,自主的に行動ができるよう指導されます。「気付き,考え,実行する」しっかりした行動がとれるように準備,心構えをお願いします。