体験活動週間その2~2年生心肺蘇生法講習と福祉体験活動~
体験活動週間第2弾,本日は,6月29日に実施した2年生の心肺蘇生法講習と,7月1日実施した福祉体験活動の様子をお伝えします。
心肺蘇生法講習について,本校は,今年度から日本赤十字社が行っている青少年赤十字に加盟しましたが,この日,鹿児島県支部から講師の先生をお招きして実施しました。コロナ禍,訓練は人形の台数の問題があり,難しいのですが,赤十字の方は,人形を一人一体使用して実施します。
ねらいは,①一人一体の人形を用いた心肺蘇生法訓練を実施することにより,非常事態発生時の対応について,心構えを養うとともに,生命を守るために,自分ができることについて考える機会とする。②心肺蘇生法を学習することにより,生命の尊さを学び,生命を大切にする態度を養う点にあります。
講師の先生から講習に当たって,どのような場合に役立つのか説明を聞きます。
最後は,学校や公共施設に設置されているAEDの使い方です。演示で説明を聞きながら,操作方法を学びました。
続いて,福祉体験です。ねらいは,①車いす体験・介助体験・高齢者疑似体験等を通して,福祉について考える。②地域社会の一員として,自立生活や支え合うことへの理解と意識づけを行う,というものです。
まず,霧島市地域包括支援センター福山支所の方から高齢者の「認知症」について学びました。高齢者の徘徊が問題になることもあります。困っていそうな高齢者を見かけたら,声かけして欲しいですね。
続いて,介助体験です。カクイックスウィング様が電動ベッドを持ってこられ,説明をされました。
最近のベッドは,様々な機能があり,できる範囲で自立した生活ができるよう工夫がされているとの説明もありました。
高齢化社会を迎えて,「福祉」「自立と共助」について考える機会となりました。御協力くださった皆様,本当に有り難うございました。
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