体験活動週間その1~1年生郷土探求学習~
先週(6/28~7/2)は,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため,延期になっていた5月の体験学習を実施しました。本日から,各学年ごとに紹介していきます。
まずは1年生の「郷土探求学習」です。ねらいは,①郷土の産業,自然,歴史を学び,郷土について学ぼうとする意欲を高める。②集団行動を通して,健康・安全・集団の決まりや公衆道徳を実践的に学び,社会性や望ましい人間関係を育てる,です。
具体的には,福山地区の黒酢つくりを見学,上野原縄文の森で歴史学習を行うというものです。
まず,福山地区の坂元醸造様に行き,甕を前に置いて黒酢づくりについて学びました。
福山は江戸時代,薩摩藩の港として米の集積地となっていました。
良質の湧き水,温暖な気候もあり酢つくりが盛んになりました。詳しく質問する生徒も・・・。
そして,上野原縄文の森で見学と昼食です。
体験活動では,古代の装身具である「勾玉」(まがたま)つくりを行いました。説明を聞きます。
『古事記』には「曲玉」,『日本書紀』には「勾玉」で表記されています。女子も集中して製作活動。
語源は「曲っている玉」から来ているという説が有力です。男子も懸命に取り組んでいます。
1年生は,お昼は「自作おにぎり」(おむすび)を持ってきていました。色んなおにぎりがあったようです。初めての企画でしたが,見学態度もよく,充実した活動となりました。
この学習を,文化祭の発表につなげていきたいですね。
コメント