6/12 SOSの出し方に関する学習!
6月12日(土)に,大切な学習を行いました。「SOSの出し方」ということで,誰もが悩んだり,落ち込んだりしたときに,どのように対応すればいいかという講話です。
講師に中央大学人文科学研究所の髙橋聡美先生をお迎えしました。先生は鹿児島県の出身。講演で全国を飛び回っておられますが,今回,鹿児島に帰ってこられたタイミングで,お願いしました。
当日は30名を超える保護者も。保護者も一緒に聴講したことで,子どもたちへのアドバイスや子どもたちからの相談をしっかり受け止められると思います。
髙橋先生も生徒の中に入り,質問や書いたことを確認されていました。
生徒たちはその後,教室に戻り感想をまとめました。感想をいくつか紹介しましょう。
これからリフレーミングして,人と接していきたいと思った。何か悩んだことがあったら,三人までの大人に相談し,ストレスの対処法についても試していきたい。自分の長所をもっと増やし,できる限りプラス思考で考えていこうと思った。(1年男子)
僕は人に気持ちを伝えるのがとても苦手だけど,今日の授業で人に頼ると言うことが大事で,頼る人が多ければ多いほど自分の力になると言うことが分かりました。今日はありがとうございました。また,教えてください。(2年男子)
今回,講話を聞いて,私が印象に残ったのは,心の痛みの対処法です。私はストレスをためる癖があったので,今回の講話を聞いて,心の切り替えも大切なんだなと思いました。そして,自分の短所も,良いふうにリフレーミングして,前向きにやっていきたいと思いました。(3年女子)
毒のある言葉より,きれいな言葉,ポジティブワードを使って相談しやすい家庭を築いていきたいと思った。毒のある言葉を,ポジティブな言葉に置き換えて子どもに返そうと思う。(3年保護者)
髙橋先生からは,生徒たちの印象を,とても素直で,人なつっこいとの言葉をいただきました。生徒たちが,先生に自然と話しかける様子も見られました。
生徒たちには,髙橋先生が話された,ポジティブワードやリフレーミング,レジリエンス(回復力)など,時々振り返り,効果的に実践して欲しいと思いました。
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