家庭教育学級開講式!
9月2日(水),台風9号の影響で足下の悪い中,今年度の家庭教育学級開講式を行いました。
冒頭に本校校長から,あいさつがてら,問題の提示がありました。皆さん,答えを予想してみてください。
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問題1
「2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの( )%は,大学卒業後,今は存在していない職業に就くだろう。」
問題2
「20年後,現在ある職業の( )%はなくなる。」
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問題1は,ニューヨーク市立大学大学院センター,キャシーデビッドソン教授が2011年に発表したものです。答えは65%。
問題2は,オックスフォード大学マイケル・オズボーン教授が2013年『雇用の未来』で発表したものです。答えは47%。
2問とも少し誇張かも知れませんが,AI(人工知能)やICT,IoT等(高度情報ツール)の発達により,従来あった仕事が無くなってきているのは事実です。例えば,コンビニやスーパーのセルフレジで,レジ担当の店員さんの数は大幅に減っています。ATMや警報システムの普及で,銀行員や警備員の数も減っています。私たちの周囲でも以前あった職業がいくつも無くなっているのはわかるはずです。
大人も社会の変化に対応していかなければなりません。対応していかなければ,子どもの教育にも影響します。だから,家庭教育学級は大切だと思います。人間は変化に対応するために,いくつになっても学び続けなければなりません。ましてや,「人生100年」と言われる時代です。積極的に学び,より豊かに人生を送りたいものです。
その後,福山公民館の担当の先生に講話していただきました。
講話の内容は,①新型コロナウイルスの流行下(コロナ禍(か))で考えさせられたこと。②体罰によらない子育てのために(児童虐待の防止と子どもへの接し方)。の2本立てでした。
どちらも家庭教育学級に相応しい,旬な話題で,経験を交え,わかりやすく講話してくださいました。
なかなか昼間の時間は,仕事もあり,ご多用のことと思います。しかし,内容も工夫して進めて参りますので,計画的にご出席ください。
次は,10月16日(金)14時20分から「男女共同参画」について講話があります。生徒と一緒に考えていきましょう。出席をご検討ください。
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