爽快シート(ウェットティッシュ)をいただきました。
皆さんは「社会を明るくする運動」をご存知ですか?
これは国民が,犯罪や非行の防止と,犯罪や非行をした人たちの更生(こうせい=立ち直り)について理解を深め,それぞれの立場において力を合わせ,犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための運動のことです。今年で70回目を迎える全国的な運動です。
この運動の一環として,標題の「爽快シート」(ウェットティッシュ)を姶良地区保護司会の方からいただきました。
では「保護司」って,どのようなことをされているのか。
保護司は,犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。保護司法に基づき,法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員ですが,給与は支給されません。保護司は,民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性をいかし,保護観察官と協働して,立ち直ろうとしている人の保護観察に当たるほか,犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき,スムーズに社会生活を営(いとな)めるよう,釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行っています。このような保護司は,全国に約4万8千人おられます。
本校区におられる東村さん・篠原さんが来校され,この爽快シートをいただいたということです。消毒もできますので,新型コロナウイルスの感染防止にも使用できます。
生徒全員分と教職員分いただきました。ありがとうございます。早速,4月10日(金)に,保護司の役割や「社会を明るくする運動」について,担任の先生から説明を行い,全生徒に配布しました。
「犯罪」は絶対に行ってはいけないことです。しかし,心から自分の犯した罪を認め,謝罪し,立ち直ろうとする人間を,どのように支えていくかも社会の中で考えていかなければならないことです。
生徒たちには,これをきっかけに「保護司」という役割があることを知ってほしいと思います。
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