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2021年7月13日 (火)

7/14は「県民の日」宝暦治水の講話

 7月14日(水)は「県民の日」。治150周年を記念し,平成30年12月に7月14日を「県民の日」として制定しました。これは,鹿児島県が誕生した明治4年(1871年)の廃藩置県布告日が7月14日であったことに由来します。「民の日」は,郷土の歴史や文化を見つめ直し,郷土に対する理解と関心を深め,ふるさとを愛する心を育むことにより,自信と誇りを持って,より豊かな鹿児島県を築き上げることを期する日です。

 そこで,本日の全校朝会では,宝暦治水についての講話を通して,偉大な先人,平田靱負(ひらた ゆきえ)の生き方について考えてもらいました。

Img_9711 資料を基に宝暦治水の苦難について話しました。

以下,資料です。A3版両面刷りです。

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出典:『江戸時代 人づくり風土記 46』 農山漁村文化協会 1999年出版

05Google より。現在も堤防が残り,展望台や公園が整備されています。

Img_9713長い話,あまり関心の無い話だったかも知れませんが,生徒たちはよく聞いていました。

Img_9714興味を持って,今後自分で調べたり,感想をまとめたりしてくれたら,嬉しいです。

 莫大な経費がかかったこと,80余名の命を守れなかったこと。平田靱負は幕府の命令に従い,与えられた難工事を薩摩藩のためにやり遂げ,薩摩への帰路につくときに責任を取って自害します。

 しかし,その工事のおかげで,その何百年と,多くの人々の田畑や家屋等の財産が守られてきました。岐阜県の人々が,平田靱負,薩摩義士に尊敬の念を抱くのも理解できます。

 こうした歴史と,偉大な先人がいたことを知り,鹿児島県民として誇りを持って欲しいものです。

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