校舎は古いけれど・・・。
本日午前中に,昨年度,工事が行われた空調設備について,市役所の方々が監査にお見えになりました。普通教室のみならず,少人数教室や特別教室にも空調が設置されました。これで,猛暑でも生徒たちは快適に勉強ができます。きっと,成績も上がるはず・・・(笑)
監査委員の方々が一通り確認を終え,校舎の老朽化について話をしました。本校よりも古いところがあるので,そちらが優先とのことですが,実は近年,日本全国の学校では,長寿命化計画の策定が求められています。地方財政の状況,少子化の進行等により,学校施設については,大規模改修等(リノベーション)を実施するなどして,約80年程度使用するよう求められています。
本校は,確かに古いですが,まず,施設を有効に,かつ機能的に使えるように改善したり,不要なものを整理したりして,学習環境を整備することが先決と考えています。「古いものを大切に使うことを教える」ことは,公共心を養ったり,文化財保護の精神を育てたりすることにつながります。
そこで,本日の清掃作業では,学校の裏手の溝掃除を行いました。昼休み中に声をかけ,先生方に車を前に出してもらい,道具を揃えていたところ,O先生が「外掃除の生徒5人を呼びました!」と手伝いを申し出てくださいました。そして,5人の生徒と共に先生も一緒になって溝掃除を開始。
「何ということでしょう~。」♫
作業しにくいパイプ下もきれいになりました。「いい仕事してます。」
本校の生徒たちは,清掃作業等,上手にまじめにやるなぁと感心していましたが,ここまでやるとは・・・。素晴らしいです。
これからも生徒たちには,汚れていたり,整理できていなかったりするところに気づいて,どうやったらみんなが生活しやすくなるか,気持ちよくなるか考えて,自分にできることを実行してほしいと思います。それが「古いものを大切に使うことを教える」ことにつながると思いますので・・・。
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