7/14は「県民の日」宝暦治水の講話
7月14日(水)は「県民の日」。明治150周年を記念し,平成30年12月に7月14日を「県民の日」として制定しました。これは,鹿児島県が誕生した明治4年(1871年)の廃藩置県布告日が7月14日であったことに由来します。「県民の日」は,郷土の歴史や文化を見つめ直し,郷土に対する理解と関心を深め,ふるさとを愛する心を育むことにより,自信と誇りを持って,より豊かな鹿児島県を築き上げることを期する日です。
そこで,本日の全校朝会では,宝暦治水についての講話を通して,偉大な先人,平田靱負(ひらた ゆきえ)の生き方について考えてもらいました。
以下,資料です。A3版両面刷りです。
出典:『江戸時代 人づくり風土記 46』 農山漁村文化協会 1999年出版
Google より。現在も堤防が残り,展望台や公園が整備されています。
長い話,あまり関心の無い話だったかも知れませんが,生徒たちはよく聞いていました。
興味を持って,今後自分で調べたり,感想をまとめたりしてくれたら,嬉しいです。
莫大な経費がかかったこと,80余名の命を守れなかったこと。平田靱負は幕府の命令に従い,与えられた難工事を薩摩藩のためにやり遂げ,薩摩への帰路につくときに責任を取って自害します。
しかし,その工事のおかげで,その何百年と,多くの人々の田畑や家屋等の財産が守られてきました。岐阜県の人々が,平田靱負,薩摩義士に尊敬の念を抱くのも理解できます。
こうした歴史と,偉大な先人がいたことを知り,鹿児島県民として誇りを持って欲しいものです。
コメント