3年生 職業講話!
今年5月,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため,3年生は職場体験活動ができませんでした。そこで,少しでも生徒たちの職業観を広げ,仕事の厳しさや,職業選択の実際について学ばせようと,県の「未来を拓くキャリア教育推進事業」に講師派遣を依頼し,11月12日,開催に至りました。
講師は,これからの時代に求められる福祉関連の企業からということで,カクイックスウィング株式会社 教育担当次長の湯脇 稔 様にお越しいただきました。
湯脇様には「ユニバーサルデザインと共用品」と題して,これからの時代に求められるユニバーサルデザインの考え方,自助・互助・共助の考え方と福祉用品の在り方(まだ自分でできることは自分で行うようにすること等),それから医療・介護関係の仕事について説明いただきました。途中,鹿児島の近代化に貢献した郷中教育(ごじゅう きょういく)についても触れていただき,周囲の人との関わり方についても話していただきました。
湯脇様は,若い頃,自動車整備の仕事に就いていたそうです。しかし,福祉関連の仕事に興味を持ち,今の会社に入り直し,45歳で医療専門学校の夜間部に入学し,改めて勉強し直したという経験もお話しくださいました。
現在,270名の社員教育を担当しているというとで,礼儀や言葉づかいもていねいに,語尾まではっきりした口調で,わかりやすくお話しくださいました。
これからの時代に求められるもの,仕事に必要なもの,自分の経験等,大変充実した内容でした。
3年生も大変勉強になったと思います。ありがとうございました。
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