平和集会に寄せて その1 ~平和の花 カンナ~
本校の生徒玄関の脇にこんな花が咲いているのをご存知ですか?
ちなみに4月中旬はこんな状態でした。(笑)
2ヶ月で芽吹き,育ち,赤色の可憐な花を咲かせます。「カンナ」という花です。看板にもあるように「カンナ」は,平和と希望を伝える花です。
ネットで検索してみると,広島原爆資料館所蔵の松本栄一氏の写真が出てきました。
「75年間は草木も生えない」と言われた広島で,原爆投下後1ヶ月,見事に可憐な花をつけていたのがカンナだったそうです。
この広島原爆資料館の写真を見て,創作浄瑠璃作家の橘 凛保(たちばな・りほ)さんが,カンナを題材に浄瑠璃作品を制作。カンナを知らない児童のために,2008年春,橘さんが初めて贈った球根を広島市立中島小学校が植えると,口コミで広がり「育てたい」と申し出る学校が相次いだそうです。橘さんの「カンナ・プロジェクト」で調べると,本校のカンナも2010年頃までに植えられたのではないかと思います。
出典:http://www.asahi.com/special/npr/OSK201008020078.html
本校勤務6年目の先生方に聞くと,牧之原中学校の「平和集会」は,赴任したときには既に行われていたそうです。
詳細は,当時勤められていた先生方,生徒の皆さんしか分かりませんが,カンナの栽培と「平和集会」は,関係していると推理しています。
このあたりは,もう少し調べてみます。(その2に続く)
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