昨日,3月25日(木)をもって,本校の教育活動の全てを終了しました。
今回は,修了式の様子をお伝えします。
まず,1年生代表,2年生代表が修了証を受け取りました。
各学年代表の反省と次年度の抱負を発表してもらいました。
1年生代表はFさん。全体的には学年の授業態度,休み時間の過ごし方,個人的には,部活動についての3点を反省点に挙げ,4月からは2年生として,1年生の先輩・手本としての自覚を高めたいと述べてくれました。
2年生代表はMさん。今年度は,生徒会役員選挙や剣道の取組などに「挑戦」したと振り返り,4月からは受験生としての自覚をもち,勉強を頑張りたいと述べてくれました。
生徒会代表はNさん。生徒会の赤い羽根募金や目安箱(生徒の意見の反映)の取組,3年生を送る会の取組について,その成果と課題について発表してくれました。
最後に,学校長からは,授業態度を反省点の一つに挙げ,①自分が学習において「分からないところがあること」「できない(解けない)こと」を直視して欲しいということ。その上で,②お互いに助け合いながら,協力し合って,学習を進めていこうという話がありました。
授業態度は落ち着いてきましたが,生徒の「分かりたい」「できるようになりたい」という意欲や能動性は不十分です。この点を4月からは改善していきましょう。
3年生を送る会は,3月15日(月)に,生徒集会として実施しました。生徒会役員が中心となって,企画し,思いのこもった会となりました。
その後,◯×クイズを実施しましたが,さすが3年生。殆どの生徒が3問全問正解! ちょっと易しすぎたかな。
(完全にピントがぼけてしまったので写真はご容赦ください。)
そして,3年間の歩みを振り返るムービーを制作。曲に乗せて,3年間の思い出写真を視聴してもらいました。
さらに,卒業生全員にメッセージカードをプレゼント。
メッセージカードの中央には,下級生からの勇気の出る言葉が・・・。
ある生徒には「もし自信がなくて,くじけそうになったら,いいことだけ いいことだけ思い出す」と書かれて,その周りに交流のあった生徒からメッセージが書かれていました。
小学校⇒中学校と一学級で進級していることもあって,「小学校時代から話してくれてありがとう」「また機会があったら話をしてください」「体調に気をつけてください」という優しさにあふれた言葉が並んでいました。
別の生徒には「大丈夫 あなたにはたくさんの味方がいます」と書かれていました。そして周りには「いつもたくさんの笑顔をありがとう」「感謝!」「あなたのことは忘れません」と書かれていました。
メーセージを見せてもらったとき,涙がこぼれそうになりました。生徒たちの関わり,絆は教師が思っていた以上に深かったんだと感じたところです。
コロナのこともあり,近くで,ふれあいは持てませんでしたが,心温まる会となりました。
生徒会役員の皆さん,お疲れ様でした。
本日(3月17日),卒業生の全員の進学先が決定しました。ほっと一安心しているところです。
安心したところで,卒業までのいくつかの出来事を紹介させていただきます。まずは「同窓会入会式」です。
同窓会入会式は,3月12日(金)に実施しました。入会に当たり,同窓会長に講話をお願いしました。
同窓会長の冨永さん。いつも牧之原中を応援してくださっています。
冨永会長は,20年前の新聞投稿を参考にして話をされました。
当時,本校におられた県内でも有名な美術の先生を身近な存在として,「自分も努力すれば何かできるかも知れない」という気持ちで,これからも頑張って欲しいと話されました。
実際,冨永会長は,地元である佳例川で地域興しに力を入れておられます。米やサツマイモ栽培を行い,焼酎を造り,地域活性化を図っておられます。そして,その活動は高い評価を得ているところです。
代表のNさんは「各方面でご活躍中の先輩方の名誉を汚すことのないように,これから益々勉強に一生懸命励むとともに,母校の発展のために尽くすことを誓います。」と力強く宣誓しました。
本日3回目のブログ更新です。
5時間目,3年生は卒業合唱の練習をしていました。
曲名は「3月9日」(さんがつここのか)。レミオロメンの曲で,メンバーの共通の友人の結婚式のための曲ですが,卒業ソングとして人気があります。
午後2時45分,教頭先生の緊急放送が入りました。
(以下,放送内容)
ただいま5校時の授業中と思いますが,中断して放送をしっかりと聞いてください。10年前の2011年3月11日,東北太平洋沖を震源とするマグニチュード9.0,震度7の大地震が発生。リアス式海岸の沿岸部を襲った巨大津波により,約1万9600人が命を奪われ,10年たった今でも2520人の行方不明者がいます。
本日は,この東日本大震災で,多くの方が亡くなられたということ,そして,この災害を教訓にして,自分たちが,これから自他の命を守る行動ができるようになることを祈念し,黙祷を行います。全員,起立してください。
黙祷(1分間)
黙祷をやめてください。
私たちは,この災害を教訓にして,自分たちが,これから自他の命を守る行動ができるようにならなければならない,そう思います。
本日2回目のブログ更新です。
朝から多くの報道番組のニュースになっていましたが,本日,東日本大震災から10年を迎えました。
生徒玄関には,この「3.11東日本大震災10年」を意識して,当時の新聞資料,復興の様子が分かる資料を掲示しました。
沿岸部のがれきと押し寄せた海水に唖然としかできません。2011/3/12付
1面と最終面の見開き。福島第一原発の爆発の様子もテレビで放送されたのを思い出しました。3/13付
松林を抜け住宅地を迫る巨大津波。マグニチュードは後に9.0に修正されました。3/12付
被害の大きかった岩手県宮古市田老(たろう)町。震災直後の様子(上)と復興した様子(下)が分かります。中央には大きな防潮堤,右側には高台に新設された住宅地。帝国書院提供
1週間ほど掲示します。来校の機会があればご覧ください。